甘酒は米麹で作られているものと酒粕で作られているものの二つがありますよね。
今回は、米麹100%のものと米と米麹で出来たものでどのような違いが出てくるのかということを説明された動画です。
市販の甘酒でも米麹だけのものと米と米麹の2種類がありますよね。
ぜひ今回で違いについて詳しく見ていきたいと思います。
あまざけじゃなくてあまさけです。チャンネルさんとは?
あまざけじゃなくてあまさけですチャンネルさんは新潟県のお米ところ南魚沼でお酒や甘酒などの製造を行っている八海山醸造株式会社さんの公式チャンネルです。
甘酒のアレンジや甘酒に関しての疑問点、コラボなど様々な甘酒に関しての動画を投稿されています。
長く甘酒やお酒に関わってきた企業だからこそのアレンジや情報を詳しく投稿されています。
その違いはコク甘と麹菌量?
米麹のみと炊いたお米を入れたものどう変わるのでしょうか?
実験について
今回の実験は環境(気温や作り方など)や米の量、でんぷん量も同じという条件で作成されています。
そして全く同じ環境にするために、今回は低温調理器具で作成されていますがもちろんヨーグルトメーカーや炊飯器で作った甘酒でも同じです。
完成した甘酒は色に少し違いがあることが分かると思います。
違いなどの特徴
お米と米麹の甘酒はドロッとしておりお米のつぶ感もかなりあり、ほんのりと甘いお粥のような甘酒ができたそうです。
麹のみで作った甘酒はさらっとした粒感は少なく、かなり甘くコクがあり麹の風味も濃い甘酒ができたそうです。
糖度にも違いが?
実際に動画内で糖度計を用いて2種類の甘酒の糖度を測っていらっしゃいます。
甘酒の試飲をした際にも米麹のみのものがお米と米麹のものよりも甘かったこともあり調べてらっしゃいます。
米と米麹のものは糖度18.1なのに対して米麹のみのものは糖度25.2ととても高くなっていました。
ではなぜ甘いのか?
麹の酵素の働きによってでんぷんを分解し、ブドウ糖などの糖に変化させます。
よって麹の量が多い米麹のみの甘酒の方がお米と米麹のものよりも甘く出来上がるんですね。麹菌量によって甘さも変わってきます。
大体、麹菌量は100gあたり298㎎だそうです。
麹菌量が半分になってしまうお米を入れるものよりも米麹のみで作った甘酒の方が甘くなるのもわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お米と米麹で作った甘酒と米麹のみで作った甘酒の違いは様々でしたが、1番違いが出たのは甘さでしたね。
お米を入れた方が甘くなると思っていた人も少なくないのではないでしょうか?
米麹の方がなぜ甘いのかもしっかりと説明してくださってとても勉強になりました。
甘酒選びの参考にしてみてください!
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