甘酒は短命?

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甘酒は栄養価の高い発酵食品とよく言われていますよね。
発酵食品と言えば、長く保管のできるものという感覚があるかと思います。例えば、味噌や醤油、キムチ、納豆、ヨーグルト、チーズなど日本人にとって今ではなくてはならないものであることは間違いありません。
しかし、甘酒は賞味期限が短いのは知っていましたか?
今回はそんな甘酒の賞味期限についてのお話です。

そもそも賞味期限と消費期限の違いは?

そもそも賞味期限と消費期限はどう違うのかわからない人は意外と多いかと思います。
賞味期限は未開封で保存方法をしっかりと守った状態で記載されている年月日まで「おいしく飲食できる」日付のことです。主にスナック菓子やインスタント食品、缶詰など傷みにくく期間が過ぎてもすぐに食べられなくならないものに表記されます。
消費期限は賞味期限と同じように保存方法をしっかりと守っていた場合、記載されている年月日まで「安全に飲食できる」日付となります。主にお弁当や生菓子などの傷みやすく期限が過ぎたら安全に食べられる保証がないものに表記されます。

甘酒はどっち?

市販で買った甘酒は賞味期限が書かれています。
もちろん賞味期限はあくまで未開封でしっかりと保存方法を守った上での目安です。保存状態が悪いと表記されている賞味期限よりも早く悪くなってしまいます。
開封後は賞味期限に関わらず、冷蔵保管で2~3日を目安に飲み切りましょう。飲み切れないなとなった場合は冷凍庫で保管しましょう。

飲めない甘酒はどう見分ける?

基本的に賞味期限は余裕をもって決められており、すぐに飲めなくなるものではありません。
しかし、傷んでいるものを飲んで体調を崩すのは嫌ですよね。
甘酒は傷んだ時に大きく2つの特徴が現れます。
1、酸味
酸味があるときは注意してください。乳酸菌が増えて酸味や酸っぱい匂いがあるのならば問題ありませんが、腐敗の可能性も……!
判断が難しいことも多いので飲むのは控えた方が良いかもしれません。
2、変色
甘酒は基本的に白くとろりとしたものですよね。茶色は甘酒の糖とたんぱく質が反応して変化するものです。常温で保存したり高温下に置いたりすると進んでいきます。普通は体に影響はありませんが焦げたようなにおいがある場合は劣化している可能性があるので飲まない方が良いかと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は甘酒が実は飲める期間の短い発酵食品だったということでした。
発酵食品は長く食べられるものだと思う方は多いですよね。市販のものでも多くは未開封で製造から1年のものがほとんどです。
健康になるために甘酒を飲んでいるのにその甘酒で体調を崩してしまうのは元も子もないですよね。
しっかりと賞味期限を守って素敵な甘酒生活をお送りください!

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