
甘酒と言えば新年に神社で配られていることも多いですよね。そうです、神道と甘酒は切っても切り離せない関係なんです。 そんな甘酒と神社ですが、甘酒祭りというものがあることを知っていますか? しかも1つの神社のみならず全国の神社で開催されているんです。 今回はそんな甘酒とお祭りにスポットライトを当てて詳しく見ていきたいと思います。
埼玉県の甘酒をかけ合うお祭り?

このお祭りは埼玉県の秩父にある猪鼻熊野神社(いのはなくまのじんじゃ)で7月に行われる、甘酒を使ったお祭りです。 別名では甘酒こぼしとも呼ばれ、甘酒を悪霊退散の願いを込めてかけ合うという全国でも珍しい行事です。 神職の方が無病息災、厄除け祈願の神事を執り行った甘酒ををふんどしの履いた男の方たちが湧き水で薄めながらかけ合うお祭りはここでしか見られない特殊なものです。 ぜひ機会があれば見に行ってみるのもいいかもしれません。
ご祭神に関係する由緒正しいお祭り

年に2回行われる静岡浅間神社の昇祭(のぼりさい)・降祭(くだりさい)も特別な甘酒の飲めるお祭りです。 浅間神社のご祭神の木之花咲耶姫命を父神である大山祇命が祀られている麓山神社へお連れすることを昇祭、次の日にお帰りになることを降祭と言います。 甘酒ができた由来も2柱が関係していることもあり甘酒をお供え物としているそうです。お帰りいただいた降祭に神前からおさげした、その甘酒をいただくことが可能です。 とても貴重な機会なので日程が合うようであれば行ってみるのもおすすめです。
参加するには条件のある甘酒祭り?

愛知県の室神明神社で行われる御櫃割(おひつわり)と呼ばれる奇祭があります。 このお祭りの参加者は厄年の男と限定されており、割ったお櫃の中に入った赤飯を食べると大病をしないと言い伝えられているそうです。 それではどこに甘酒が出てくるかというとお櫃を奪おうとする際に拝殿から甘酒を振りかけるのだそう。これはこれで面白そうですよね。 秋に開催されるので厄年の方は参加の検討をしてみるのもいいかもしれません。
準甘の出身地にも甘酒祭り?

何者なのかも由緒も何もかもわからない。そんなお祭りでじつは甘酒が振る舞われていたって知っていましたか? 大分県の国東半島の端にある櫛来社・岩倉八幡で行われるケベス祭り。すべてが不明なお祭りとなっていますが火による祓いや清めに関係していると言われています。 火の粉がかかると無病息災になると言われているんだとか。燃えにくい服装で行くことをオススメします。 また、当日は当番の方が作成された甘酒が振る舞われます。
まとめ

いかがだったでしょうか? 全国各地に甘酒と関わりの深いお祭りがあるということが伝わりましたでしょうか? 甘酒が関わるお祭りは奇祭と呼ばれるものも多く、そのお祭りでしか体験できないものも多く特徴的です。 また、甘酒をかけられるお祭りが多いのも共通点としてあげられます。 一度機会があれば参加してみるのもいいかもしれません。


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